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富久豆

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富久豆(ふくまめ)
たねやの節分の日の歳時菓子。つくね芋に片栗粉と砂糖などを混ぜたものを木型で型取り、乾かしてから食紅と烏賊墨で目鼻や髪を描いた、縦15センチ、横11センチのお多福面と、紅白に染め分けた砂糖を炒り豆にからませた豆菓子130グラムが入った干菓子。1月16日から2月3日の節分までの期間限定販売。日保ち20日。
# by verdure3 | 2007-02-13 23:55 | 初春の菓子

福ハ内

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福ハ内(ふくはうち)
鶴屋吉信の銘菓。手亡の白餡に卵黄を混ぜた桃山生地で、お多福豆を模って焼いたもの。中に白小豆の餡が入っている。毎年12月1日から2月3日まで期間限定販売で、箱は杉製で竹の対角線が入っており豆まきの枡を表し、包み紙には富岡鉄斎の「このうまき大多福豆をめしたまへ よはひをますは受合申す」という賛と画家山本春挙のお多福豆の絵が入っている。
# by verdure3 | 2007-02-13 23:31 | 初春の菓子

梅 押物

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押物  梅     植村義次製

植村義次の「押物」は、山川のような感じですが、上の梅の絵は洲浜生地を鋳込んでいるそうで、手のかかるお菓子ですね。注文しないと作ってくれないし、取りに行かなければならないそうで、貴重なお菓子ですね。

植村義次(うえむらよしつぐ)
京都市中京区丸太町通鳥丸西入ル。明暦3年(1657)創業。初代近江屋善兵衛が、御所の斜め向かいに店を構え、今に至る。京都で唯一残る「洲濱」を専門に扱う店。数百年前から、葵祭りの際には下鴨神社の御神饌として植村義次製の洲濱が供えられ続けているという。当代十四代目の考案した「押物」は、白い正方形の落雁に洲濱生地で四季折々の模様を配した干菓子で要予約。
# by verdure3 | 2007-02-05 23:07 | 初春の菓子

菜種餅

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菜種餅 鶴屋吉信製
「菜種餅」は、餡を蓬の香りほのかなお餅で包み、黄色の芥子の実(?)をあしらったかわいいお菓子です。

鶴屋吉信(つるや よしのぶ)
京都市上京区今出川通 堀川西入。享和3年(1803)初代鶴屋伊兵衛により掘川上立売下ル北船橋町で菓子司「鶴屋」として創業。嘉永7年(1854)京都所司代認可の上菓子屋仲間に所属。三代目 伊兵衛のとき屋号を「鶴屋吉信」と定める。有名な、青い柚子の実をすりつぶし求肥と混ぜ合わせこれを指先でひねって粒状にしたあと阿波和三盆をまぶした「柚餅」は、明治初年に三代伊兵衛が考案したものという。
# by verdure3 | 2007-02-05 23:04 | 初春の菓子

初釜の菓子

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南枝の梅   風流堂製
『和漢朗詠集』の「早春」に、慶滋保胤(よししげの やすたね)の「東岸西岸之柳、遅速不同。南枝北枝之梅、開落已異。」(東岸西岸の柳、遅速同じからず。南枝北枝の梅、開落すでに異なり)があり、『庭訓往来註』正月五日の状に「南枝ハ暖シテ早開北枝寒故ニ遲キ也」とありますが、ここからの名前でしょうか。結び柳に南枝の梅の取合せなのでしょうね。
# by verdure3 | 2007-01-07 23:28 | 風流堂




喫茶子、またの名を御点前小僧と申します。昔の写真で出ています。今のはとてもお見せできません。
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